前回記事で作業用PCからラズパイにSSH接続できるようになりました。
今回はラズパイの日本語設定やメモリ設定などを設定していきます。
今後の作業はすべてSSH接続した状態で行います。
次のコマンドを入力してAPTパッケージのバージョンアップします。
sudo apt-get update
sudo apt-get upgrade
次のraspi-configの設定をしていきます。
下記のコマンドを入力します。
sudo raspi-config
すると下のような画面になるのでいろいろ設定していきます。
以下の手順を行います。
以下の手順を行います。
今回のラズパイはWebサーバー用に使用するため、ディスプレイに繋げません。
映像出力などに使用するGPUメモリは使用しませんので、最小の16MBに設定します。
その他のraspi-config設定について補足します。
後日、公開鍵認証方式でSSH接続する設定を行います。
この設定を行うときにパスワードでSSH接続できないようにするため、
ログインパスワードの変更はしなくてもいい気がしますが、
下の設定で一応パスワードを変更できます。
1 Change User Password
”6 Overclock”ですが、ラズパイ3からはraspi-configから設定できないようになりました。
コマンド入力で設定できるようですが、うちのラズパイにはファンをつけていないので、
まだオーバークロックの設定はしていません。
今後やることがあれば、設定方法を紹介します。
”A1 Expand Filesystem”ですが、以前のラズパイはデフォルトではSDカードの容量を、
すべて使ってくれないようで、この設定を行う必要があったようですが、
現在では必要ないようです。
気になる場合は以下のコマンドで使用できるSDカードの容量を確認できます。
df -h
一番上のサイズが15Gなので16GのSDカードの容量をほぼ使い切ってくれています。
1.Raspberry Pi3自作Webサーバー構築記part.1(ラズパイセットアップ編)
2.Raspberry Pi3自作Webサーバー構築記part.2(SSH接続編)
3.Raspberry Pi3自作Webサーバー構築記part.3(ラズパイ設定編)
4.Raspberry Pi3自作Webサーバー構築記part.4(WordPress導入編)
5.Raspberry Pi3自作Webサーバー構築記part.4-1(WordPress導入問題解決編)
6.Raspberry Pi3自作Webサーバー構築記part.5(セキュリティ設定編)
7.Raspberry Pi3自作Webサーバー構築記part.6(DDNS設定編)
8.Raspberry Pi3自作Webサーバー構築記part.7(WordPress使い方編)